観光客は途方に暮れ、商店は店を閉めた–「通信封鎖」の北方四島 住民に何が起きたか

国後島色丹島択捉島では18日から19日夜にかけてインターネットやモバイル通信が利用できなくなった。第三者光ファイバーのメインケーブルを損傷したことが原因。通信は19日夜復旧した。島民は、この「情報封鎖」をどうのように生き延びたのか–。択捉島の新聞「クラスヌイ・マヤーク」によると、通信は18日午後に失われ、翌午前2時に復旧した。「住民はインターネットに接続できず、固定電話で連絡を取り合った。数十年前に逆戻りしたようだ。すべての携帯電話会社が機能しなくなった」と説明した。店舗の決済端末が機能せず一部店舗は閉店し、残りの店は現金で販売した。銀行端末は問題なくお金を引き出せた。レイドヴォ(別飛)行きの夕方のバスは、携帯でタクシーを呼ぶことができなかったため、混雑した。国後島でも混乱した。テレグラム・チャンネル「南クリルの観光」によると、空港に到着した観光客はタクシーを呼ぶことができず、さらに宿泊先の名前、住所を事前に確認していなかったことから、行き場を失った。個人旅行の観光客は、インターネットで地図を検索したり、電話をかけることができず途方に暮れた。(astv.ru 2022/8/19)

国後島メンデレーエフ空港(資料写真)

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