択捉島のキトヴィ(内岡)に賃貸アパートが完成し、 19 日に18家族が入居した。ポグラニチャナヤ通りに建設されたアパートは、島で求められている教師や自治体職員、警察官、消防士など専門職の労働者を対象としており、平均家賃は市場価格よりも 50% 安い月額1万1,000ルーブル。入居したビクトリア・ラルスカヤさんは「私は 15 年以上択捉島に住んでいるが、以前はホステルを借りたりしていた。長女は法律の学位を取得し、島に戻ってきた。末っ子は高校を卒業し、自分の将来を模索している。私は幼稚園アリョンシュカで教師として働いており、美しいこの島を離れるつもりはない」と喜んだ。サハリン住宅ローン庁は、州全体で賃貸住宅の建設に力を入れており、7 年間で 2,600戸 を超えるアパートを建設。将来的に賃貸住宅を割引価格で償還し、所有することも出来る。住宅ローン庁は「アパートは必要な耐震性を備えた省エネ技術を使用して建設された。寝室が2部屋ある65㎡以上。家賃は、島の賃貸住宅の平均市場価格よりも大幅に低く、月額11,000ルーブルを超えない。これにより、専門家を地方に引き留めることが可能になる」と話す。択捉島では別の賃貸アパート(24戸)が9月から10月に完成する。(astv.ru 2022/8/19)
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