イワシ・サバの漁獲量8万7,700トン サンマ漁は見合わせ「今年、サンマはロシアEEZに入らない」と専門家

極東の企業は8月22日までに、イワシ6万2,200トン、サバ2万5,400トンを漁獲した。総漁獲量は8万7,700トンに達し、昨年同期をわずか0.5%上回った。漁船の数は3分の1に減っている。イワシ、サバを追っているロシア漁船(中型と大型)は11隻で、南クリル海峡、択捉島とウルップ島の反対側で漁をしている。イワシの漁獲量は1隻で1日500トンを超えることもある。一方、ロシア漁船はサンマの漁獲を開始しなかった。科学者たちはサンマが今年、ロシアの排他的経済水域(EEZ)に入るとは予想していない。太平洋のイカはまだ南クリル海域(北方四島周辺)に接近していない。ロシアのEEZの境界付近の公海で、約100隻の外国船(おそらく中国船)が操業している。連邦漁業庁極東地域総局は、船主と協力してイワシとサバの漁獲量を増やすよう指示されている。「科学的に推奨される量に比べて現在の漁獲量は十分ではない」という。10月から遠洋での船団の数を増や予定。イワシとサバ漁は年末まで続く。(fishnews.ru 2022/8/24)

 

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