択捉島・別飛近郊の湖に121室の「グリーン・フロー・ホテル」を建設  投資額20億ルーブル

択捉島にスパ施設を備えた120室の4つ星ホテルが建設される。ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムにおいて、サハリン州のリマレンコ知事と極東・北極圏開発公社のニコライ・ザプリャーガエフ総裁、事業者のアンテラのアレクサンドル・テルチニー代表が事業契約に署名した。ホテルが建設されるのはレイドボ村(別飛)近郊のレイドボエ湖(瀬石沼)エリア。アンテラは20億ルーブル以上を投資し、121室のホテルを2026年までに稼働させる。建設段階で100人の雇用創出を見込む。リマレンコ知事は「島々に新しい企業を誘致し雇用を創出するためクリル諸島(千島列島)に税制上の優遇制度を導入した。極東の島々は観光客にとって非常に興味深い地域。ホスピタリティ産業を新たなレベルに引き上げる施設の出現は、観光客の誘致にとどまらず社会全体の発展を促し、クリル住民にとって新たな機会となる」と述べた。テルチニー代表は「択捉島にグリーン・フローホテルが建設される」と語った。また同社の子会社がカムチャツカ地方で154室の温泉付きホテルを建設する契約も締結された。グリーン・フローホテルは2017年にローザクトールのリゾートに初めて建設された。クリル諸島には2022年1月1日に遡って優遇税制が導入された。新規参入企業はその登録日から20年間、所得税や土地税、輸送是、固定資産税が完全に免除される。(astv.ru 2022/9/6ほか)

ローザ・クトールのグリーン・フローホテル

 

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