択捉島の有名な火山バランスキー(指臼山)の熱水で製造したというコンデンスミルクが570ルーブルの価格で発売された。観光地の名物誕生なら良いのだが、地元の住民は本当に火山の熱水で調理されたものとは考えていない。テレグラム・チャンネル「南クリル諸島の観光」を主宰する作家のオクサナ・リズニッチさんは「火山で沸騰させて作ったとあるが、極めて疑問だ。鉄製の缶を沸騰させれば化学反応が起きて痕跡が缶に残るはず。卵を火山の熱水でゆでると殻は黒くなる」と説明した。値札からすると、製造しているのはクリリスク(紗那)に登録されている個人企業家で、「ボルカノ」という店で購入できる。バランスキー火山は標高1125m。火山活動は活発で、現在も強い噴気を噴き上げており、温泉施設とあいまって島内の主要観光地の1つとなっている。(astv.ru 2022/9/8)
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