サハリン州政府が進める大規模なごみ分別改革の一環で、2023 年にクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)にプラスチック用の青いメッシュ・コンテナが導入される。最初のメッシュ・コンテナは ユジノサハリンスクなどで2020 年に登場した。ゴミの溜まり具合に応じて週に数回、回収される。現在、ユジノサハリンスク、コルサコフ、ドリンスクなどに設置され、9月末までにサハリンのすべての地区と主要都市に青いメッシュ・コンテナが提供される。三角形の分類コードが表示されている限り、鉄金属やアルミニウム、ガラスなども含め、どのような種類のプラスチックでもメッシュ ・コンテナに入れることができる。分別ごみは州内3個所の選別場で手作業により分別され、リサイクルのために本土に送られる。廃棄物管理事業者によると、「今、クリル諸島に分別システムを導入する準備をしているが、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の廃棄物運搬業者は、数年前にすでにそのようなコンテナを独自に設置し始めていると言っている」と話している。(sakh.online/2022/9/5)
サハリン州が導入している青メッシュ(左)と、国後島ですでに設置されている黄色メッシュ
国後島・古釜布 7月からの分別収集でプラスチック製品260㎥を回収 – 北方領土の話題と最新事情 (hatenablog.com)
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