日本の陸上自衛隊は10日、アメリカ軍海兵隊と共に、離島防衛のため北海道での実弾射撃訓練を行った。産経新聞によると、演習は北海道東部の矢臼別演習場で行われ、陸自軍150人、沖縄に駐留する米海兵隊約40人が参加した。本土から離れた島に敵が上陸したとの想定で、米軍の高機動多連装ロケット砲システム「ハイマース」と陸自の多連装ロケットシステム「MLRS」の連携手順を確認した。このうち「MLRS」から24発が発射され、13km先の標的に命中した。同紙は、この演習は中国との緊張の高まり、特に台湾海峡を巡る情勢を背景に抑止力や対処能力向上のため行われたと書いている。(サハリン・インフォ2022/10/11)
米軍の「ハイマース」
陸自の「MLRS」
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