ロシア産魚介類の日本への輸出が急増 タラバガニ31%、ズワイガニ77%、スケソウすり身9倍

日本は経済制裁として「最恵国待遇」からロシアを排除し、関税率を引き上げたにもかかわらず、ロシアからの魚介類の日本への輸出が大幅に伸びている。「シーフード・ソース」ウエブサイトが日本の財務省のデータをもとに伝えた。ロシア産タラバガニの輸出は1月-8月期で約1,300トン(105億円)に達し、昨年同期の983トン(47億円)から31%増加している。ズワイガニの輸出は7,000トン(220億円)と昨年同期の4,000トン(135億円)から77%増えた。「シーフード・ソース」はルーブル高と円安、世界市場における魚介類の価格上昇が関連していると指摘している。また、日本はロシア産のスケトウダラすり身の購入も増やしている。今年1 月–8 月期は1万1,200トン(51億円)となり、前年同期の1,300トン(4.3億円)から急増した。「シーフード・ソース」はすり身の増加はロシアの処理能力の増大による可能性があるとしている。(fishnews.ru 2022/10/12)

写真はfishnews.ruより

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