根室市内穂香の道立北方四島交流センター(ニホロ)の入館者が17日、80万人を突破し、節目の入館者となった大阪府立夕陽丘高校2年の綿田璃穂さん(17)に記念品が贈られた。(北海道新聞根室版2022/10/17)
ニホロは「日本(ニ)とロシア(ロ)をつなぐ北海道(ホ)」を意味し、2000年2月7日の「北方領土の日」に開館した。四島の歴史や現在の様子などを紹介しており、ロシア人島民との交流や、北方領土問題啓発のために使われてきた。
綿田さんら20人は修学旅行の一環で来館。綿田さんは記念品として生徒全員分のキーホルダーを受け取り「たくさんの方が北方領土について学び、80万人になったと思うと感慨深いです」と話した。一行は館内を見学し、根室高北方領土根室研究会の生徒の出前講座を受け、根室を離れた。
ニホロの佐田正蔵館長は「今後も市内外の人への啓発に力を入れていきたい」と話した。(武藤里美)
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