択捉島のオホーツク海側にあるスベトラーナ川(ラウス川)が流れ込むクイブイシェフスコエ湖(ラウス沼)に新しいシロザケの孵化場・養魚場がオープンした。地場企業のコンチネントが1億5,000万ルーブル以上を投じて建設し、年間6,000万尾の稚魚を生産する。アレクサンドル・ピシャコフ社長は「2019年から湖にケージを設置してサケの稚魚に餌を与える実験を行った。湖の自然の餌も併せて食べることから、通常より早く成長することが分かった。それだけ早く放流することができ、将来的にシロザケの漁獲量が大幅に増加する」と話す。孵化場の面積は1,200㎡あるが、わずか3カ月半で建設した。(サハリン・インフォ2022/10/26)
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