クリル諸島(千島列島)やカムチャツカ地方、マガダン地域、沿海地方、サハリン州の港を結ぶ定期航路で運航される貨物・旅客輸送フェリーが2023年に就航する。CNF22 プロジェクトとして国家予算38億ルーブルを投じ、2020年3月にクリミア共和国ケルチの造船所で建造が始まった。新フェリーは「ペトロパブロフスク」と命名される予定で、11月以降、ノヴォロシースク造船所(クラスノダール地方)に移され、主エンジンを含む必要な機器が取り付けられる。新フェリーは全長119m、全幅17.5mで旅客150人のほか、自動車やトラック、バス、貨物コンテナを輸送する。乗組員は48人。試験航海は2023 年 2 月末に予定されており、同年7月に引渡しとなる。(sakh.online/2022/11/3)
※ポートニュース(2022/ 8/10)によると、極東向けにフェリーとして、プロジェクト CNF11CPD (ヴァニノ-ホルムスク)、CNF22 (カムチャツカ向け)、PV24 および PV22 (千島列島およびローカル線) の5隻が建造されている。(ポートニュース2022/ 8/10)
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