サハリン州政府は2023 年から2025 年までの3年間の州予算計画を議会に提出した。厳しい制裁に直面していることから、歳入は大幅な減少となっている。2023 年の計画歳入総額は 1,320 億ルーブル、2024 年 1,151 億ルーブル、2025 年 1,121 億ルーブルと見込む。(※2021 年のサハリン州の歳入は石油・ガスプロジェクトからの収入が 897 億ルーブルあったことなどから、前年より55 億ルーブル増加して1,498 億ルーブルだった=サハリン・インフォ2022/6/17) オリガ・ロパティーナ財務大臣は「2023 年から 2025 年の予算は非友好国からの外部圧力とロシアに対する厳しい制裁政策に関連するリスクに直面する中で行われたが、それにもかかわらず、開発と社会保障分野での費用を確保するためバランスをとることが出来た」と述べた。(サハリン・メディア2022/11/2)
サハリン州政府財務省は、財政赤字を穴埋めするため市中銀行から100億ルーブルを限度に借り入れを行うことを決定し、電子入札の準備を進めている。条件によると、与信枠は1年間で、利子として10億1,300万ルーブルを支払う。同州の財政赤字は現時点で216億ルーブル。(サハリン・インフォ2022/11/3)
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