スケトウダラ冷凍すり身生産 前年比3倍-4倍となる ロシア

 今年2022年、ロシア漁業は高次加工化戦略により、カニカマ原料となるスケトウダラの冷凍すり身生産が、前年2021年の3倍-4倍となる進捗となっている。

 今年2022年11月中旬までに、前年同期の6,000トンの4倍となる2万4,000トンのスケトウダラの冷凍すり身が生産されている。

 前年2021年の当該製品の生産量は最終的に8,000トンだったが、今年2022年は最大で2万8,000トンに達する見込みとなっている。

 これらの製品は、ロシア漁業最大手”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ “(Русская рыбопромышленная компания「ロシア漁業会社」)所属スーパー・トロール漁船“ウラヂミル・リマノフ”(Владимир Лиманов)の洋上すり身と択捉島根拠水産グループ“ギドロストロイ”(Гидрострой)社傘下の色丹島“クラボァザダヴォドスク”(Крабозаводск)工場の陸上すり身となっている。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2022/11/26)

2019年8月に稼働した色丹島クラボザボツコエ(穴澗)のクリリスキー・ルイバク水産加工場(ギドロストロイグループ)。1日1000トンを超える処理能力がある

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