クリル諸島南部に住んでいた日本人は「北方領土」の返還を要求し、街頭を練り歩いた。集会は12月1日、東京都内で開かれ、北海道の鈴木知事をはじめ約500人が参加したと、共同通信の記事を引用してタス通信が報じた。「日本国民全員が領土返還に関する外交交渉を支えることが不可欠。この活動を止めてはならない」と知事は強調した。前世紀半ば、ロシアと日本は第二次大戦の結果を受けて、断続的に平和条約締結に関する交渉を続けてきたが、主な障害はクリル諸島南部に対する権利を巡る不一致だ。第二次大戦後、択捉島、国後島、色丹島および隣接する小さな無人島群はソ連に帰属することになったが、日本は所有権を争っている。ロシア外務省は、有効な国際法の枠組みを持つこれらの地域に対するモスクワの主張は疑いの余地がないことを繰り返し強調してきた。(サハリン・メディア2022/12/1)
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