サハリン西海岸のホルムスク港に日本の小樽港から88 台の中古車が輸入され、通関手続きが行われた。ホルムスクでの通関手続きは10年ぶり。また、数台の車が日本から国後島ユジノクリリスク港(古釜布)港に輸入された。日本から直接、国後島に輸入されたのは20年以上も前のことだ。ホルムスクの税関職員は「2014年以降、輸入車の通関業務はコルサコフ港で行われてきたが、為替の影響による中古車需要の増加により、ホルムスク港で再開された」と語った。個人使用のための輸入車の申告は、到着地の税関で旅客税関申告書を提出して行われるが、サハリン州ではコルサコフ、ホルムスク、国後島のユジノクリリスクの税関が対応している。コルサコフ港は、サハリン州における自動車輸入のリーダーであり、今年11月までに、前年同期の2.6倍にあたる 3,199 台の自動車が輸入された。(Citysakh.ru 2022/12/9)
※写真はホルムスク港とみられる
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