択捉島の機関銃砲兵師団 兵士のフィジカルトレーニングにラグビー導入

択捉島に司令部がある第18機関銃砲兵師団は、兵士のフィジカルトレーニングにラグビーを取り入れるため、サハリン州ラグビー連盟の協力を得て、ラグビー選手を択捉島に招き、初めてのラグビー教室を開催した。発案者のヤゴドキン少佐は「ラグビー選手のトレーニングは兵士の戦術トレーニングと似ている。戦闘員に必要な筋肉にかかる負荷はほぼ同じ」という。サハリンのラグビー選手らは司令部があるゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)を訪れた。同連盟のナケルスキー氏は「択捉島の多くの人は、ラグビーというスポーツ自体を知らなかった。兵士たちやトレーニングインストラクターを対象に入門セミナーを開催した」と話す。ヤゴドキン少佐は「雪上ラグビーやビーチラグビーは設備がいらず、ボール1つあれば夏も冬もできる。私たちには最適なトレーニング方法だ。7人制ラグビー部隊の軍人の数に対応しており、小隊でチームを創り大会に出ることもできる」とメリットを強調した。年末年始の休暇中に雪上ラグビーの大会を開催するという。(サハリン・メディア2022/12/14)

 

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