国後島で初の陪審員裁判 障害致死の色丹島・穴澗の被告に禁固11年の判決

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地方裁判所で、初めて陪審員による刑事事件裁判が行われ、傷害致死事件の被告に対して禁固11年の判決が言い渡された。色丹島クラボザボツコエ村(穴澗)在住の被告は2021年3月、同島マロクリリスコエ村(斜古丹)で仲間と飲酒中に口論となり、一緒に飲んでいた男性の頭を殴り負傷させた。男性はその後死亡した。検察側は「被告は無罪を主張したが、検察側提示した証拠により、被告が自分の犯罪行為を認識しており、被害者に対する個人的な敵意から犯行に及んだことを確信させることができた」と述べた。陪審員は被告を有罪とし、情状酌量の余地はないと判断した。(citysakh.ru  2022/12/26)

 

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