1月11日の自然保護区と国立公園の日に合わせて、国後島のクリル自然保護区の職員が国後島と色丹島の児童や幼稚園児を対象にエコ教室を開催した。保護区職員のエカテリーナ・グリシャエバさんが「ユジノクリリスク教育センター」の10〜11年生を対象に環境クイズを実施した。学生たちは、数人のチームに分かれて、ロシアの自然保護制度に関する知識を競った後、クリル自然保護区の歴史と現在の活動を学んだ。色丹島では、保護区の上級国家検査官であるセルゲイ・カルペンコさんがクラボザボツコエ中等学校を訪れ、子供たちにロシアの保護区と小クリル諸島(色丹島と歯舞群島)の島々にある小クリル自然保護区について話した。(クリル自然保護区ウエブサイト2023/1/11)
現在、ロシアにはさまざまなカテゴリーとレベルの特別保護自然地域 (SPNA) が約 13,000 ある。連邦保護区はロシアの領土のわずか約 3% だが、2022 年 12 月時点で107 の保護区、67 の国立公園、62 の連邦保護区、19 の連邦天然記念物が存在する。サハリン州ではクリル自然保護区、小クリル諸島自然保護区、ポロナイスキー自然保護区などが含まれている。
サハリン州には3 つの連邦保護区に加えて、森林狩猟庁によると、11 の州保護区、2 つの自然公園、40 の州天然記念物がある。このうち、国後ユジノクリリスク地域には、国後低木遺跡、ラグンノエ湖遺跡、南クリル遺跡、メンデレーエフ火山の4つ、色丹島に1つの天然記念物がある。
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