ロシア外務省が南クリル諸島(※北方四島)周辺のロシア海域における日本人による漁業(※安全操業)に関する政府間協議の開催を拒否すると発表したが、ロシアの有名な政治学者アレクサンドル・アサフォフ氏はその理由として、日本政府による追加制裁の中に医療品が含まれたことを理由に挙げた。「政治やイデオロギーで対立していた時代でさえ、医療品は制限の対象にならなかった。日本は他の国に先んじる形でワクチンや医薬品、医療機器の供給を止めた。こんなことは今までなかった。にもかかわらず、日本が関心を持つ問題(安全操業)についてロシアが冷淡な態度をとったことに対して、日本人が憤慨し始めたことは理解しがたい」–。政治学者はまた、NATOのストルテンベルグ事務総長が日本を訪問したことで、近い将来、ロ日関係はさらに緊張するだろうと考えている。「遠からず、日本に新しいタイプの武器が配備されたというニュースが流れる可能性が高い。これはロシア遠ざけるだけだ。日本は第二次大戦後、アメリカに支配されたことで、本当の主権国家とは言えない。日本人には選択の余地があまりなく、デリケートな問題で米国に従うことを強いられている」と総括した。(sakh.online 2023/2/1)
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