マイクロチップを埋め込んだロシアの新しい外国用パスポートの発行申請の受付が2日から停止された。ロシアのメーカー「ミクロン」が製造機器のアップグレードを終えた後に、受付を再開するという。新しい外国用パスポートはマイクロチップを埋め込んだ生体認証タイプで、有効期間10年。個人情報が縫い付けられることでパスポートチェックが迅速になる。受付停止の理由は、マイクロチップの不足。西側からの輸入品に代わるロシア産チップの生産を進めているが、最近、マイクロチップの需要が著しく増加したためという。「ミクロン」は将来の需要の増加に対応するため設備機器を再構成し、技術プロセスを最適化している」と関係者は説明する。当局は、緊急に海外に渡航する必要がある人は、従来の5年有効のパスポートを取得するよう呼び掛けている。(サハリン・メディア2023/2/3)
astv.ruは「ミクロンの工場は生産を拡大しているとされ、年初から10万個を生産したが、それらは解体された」と書いている。
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