サハリン州検察当局は国後島などを管轄する南クリル地区行政府の元第一副市長が職権を乱用し、地熱発電の工事に絡んで1億ルーブル以上を水増した価格で請負業者と契約を締結し、地区予算に損害を与えたとして刑事訴訟を提起した。クリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて実施されたメンデレーエフスカヤ地熱発電施設の整備事業に関して、元副市長は法律の要件に反して、ダルエネルゴインベストとの間で1億600万ルーブルを水増しした価格で契約を締結した。一方、南クリル地区行政府は、違法に支出された資金を取り戻すために、サハリン州仲裁裁判所へ訴えを起こし、請負業者は 1 億 600 万ルーブルを返還した。(astv.ru 2023/3/9)
南クリル地区行政府
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