北方四島海域 2024年のウニ漁獲可能量(TAC)は6,061トン、ナマコ79トン

北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシアの科学研究機関はこのほど、2024年の極東地方沿岸のエゾバフンウニやキンコ、ナマコの漁獲可能量(TAC)勧告を発表した。エゾバフンウニは23年と同水準の7972トン。海域別では南クリル(※北方四島)が6061トンと76%を占めた。一方、ナマコの24年勧告は23年比微減の80トンとなった。南クリルが79トンを占めている。(日刊水産経済新聞2023/4/27)

※2022年の根室花咲港でのロシア産活ウニの輸入量は前年比0.9%減の5929トン、輸入額は前年比9.7%増の75億6850万円となり、2年連続で過去最高を更新した。輸入量は0.9%減少したが、単価が10.7%高と高水準で推移。21年に道東沿岸で発生した赤潮で国産ウニが減少している上、円安で加工済みウニの海外輸出の需要が増えたことで、北方四島周辺産を中心としたロシア産ウニの引き合いが強まった。(北海道新聞根室版2023/2/16)

 

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