国後島 樹齢1000年超のイチイ「クリルの賢者」が「ロシアの今年の木」コンテストにノミネート

天然記念物に指定され「クリルの賢者」と呼ばれている国後島のイチイの木がロシアの「ツリー・オブ・ザ・イヤー(今年のロシアの木)」コンテストにノミネートされた。ロシアの文化、歴史、自然において価値のある老木を探して保存することを目的に2017年から始まった。今年の投票はウェブサイトで5月1日から8月1日まで行われる。各地域からの申請を受けて、認証委員会によって69の樹木が候補にノミネートされた。エントリー№「54番」を割り当てられた国後島のイチイは、高さ15m、幹の直径は1m以上ある。科学者たちはこの巨木を「クリルの賢者」と呼んでいる。樹齢は推定1000年以上で、シベリアと極東にあるすべての木の中で最も古いと考えられている。優勝した樹木は、専門家による樹木検査とレクリエーション活動の証明書が授与される。(sakh online 2023/5/3)

国後島のイチイ「クリルの賢者」–サハリン州林業・狩猟庁のプレスサービスより

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