択捉島 紗那墓地で大祖国戦争体験者の慰霊式

大祖国戦争(対独戦争)の戦勝記念日の前日にあたる5月8日、択捉島リリスク(紗那)の墓地(※紗那墓地)で、大祖国戦争に参加した後、択捉島に住み、島の発展に尽くして亡くなった元軍人や住民の栄光の記憶を称える式典が行われた。クリル地区行政府や教会、軍の代表者、住民が出席し献花した。墓地には、大祖国戦争に参加し、島で亡くなった元軍人66人が眠っている。この中には、ウクライナでの特別軍事作戦で命を落としたフョードル・ゴルチャエフさんも含まれている。(エトロフ・ニュース2023/5/8)

※紗那墓地(リコップオマナイ)墓地の日本人の埋葬者数は、北方領土で確認されている52カ所の墓地で2番目に多い330柱とされている。日本人のものと確認できる墓石が十数基点在し、ロシア人の墓標も同居している。(「北方四島自由訪問の道しるべ」=千島連盟、令和4年刊行より)

献花するロシア人住民。その奥に日本人の墓石が見える。元島民は3年以上、お参りができていない

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました