北方領土史料室(富山県黒部市)を紹介 写真誌「万華鏡」最新号

写真誌「富山写真語(しゃしんがたり)万華鏡(まんげきょう)」の最新号は、富山県黒部市の県北方領土史料室をテーマに発行した。関係者は「領土問題への関心の高まりにつながるといい」と話している。「万華鏡」は富山市の写真家、風間耕司さんが主宰する「ふるさと開発研究所」が制作。県内の自然や文化を紹介してきた。最新の311号は、2020年に開館した県北方領土史料室を広く知ってもらおうと取り上げた。全16ページで、史料室の入る黒部市コミュニティセンターの全景や室内展示の様子をモノクロ写真で紹介。室長の大野久芳前黒部市長の寄稿や元島民の吉田義久さんへのインタビュー記事も掲載している。これまでも県内の博物館を撮影してきた風間さんは、一部で閉館の動きがあることを憂慮する。「写真に残れば良い、というわけではない。なくなれば二度とできない。北方領土史料室は盛んに活用されてほしい」と話した。(北日本新聞2023/5/11)

 

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