北方四島沖などでニシンの豊漁を予測 全ロシア海洋漁業研究所

全ロシア海洋漁業研究所(VNIRO=ヴニロ)サハリン支部は今年、サハリンとクリル諸島南部の海域(北方四島周辺)でニシンの豊漁を予測している。太平洋ニシンは、長い間、サハリンとクリル諸島南部海域で漁が行われてきたが、2010年代半ば以降、資源量が減少。漁獲量も最小限に抑えられてきたが、近年ニシンの資源量が着実に増加している。2020年から2022年にかけて、サハリン海域では9,100トン、クリル諸島南部では1,100トンに達している。2023年は5月中旬までにすでに6,600トンを記録。昨年の同時期の2倍、2021年の同時期の6倍に相当する量だ。サハリンと南千島地域では、ニシンの資源量が増加しているとヴニロは強調している。(sakh online 2023/5/23ほか)

 

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