ロシア漁業会社のスーパートロール漁船「メカニック・マスラク」は4月15日から5月17日までの1か月間、クリル諸島(千島列島)海域で試運転と試験操業を行い、漁具などの装備や船内の加工場を稼働させ、指定された生産指標に達していることを確認。実際の操業条件における漁獲および生産設備(工場)の効率と信頼性を判断するテストに合格した。製品はロシアと日本の専門家によって評価されている。「メカニック・マスラク」は、国内漁船団を更新し、貴重な生物資源の開発効率を高めるための国家プログラムの枠組みの中で建造された2番目のスーパートロール漁船。オホーツク海とベーリング海でスケトウダラやニシン漁を行うための最新設備を装備し、船内加工場ですり身、魚油、魚粉などの製造も可能となる。(サハリン・メディア2023/5/26)
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