第二次世界大戦の最後の数カ月にサハリンと北太平洋の海で起きた出来事に迫るドキュメンタリー映画「アナスタシア岬の謎」の制作が大詰めを迎えている。制作の過程で、サハリン南部の沖合で日本の連絡船を護衛中に、米潜水艦の攻撃を受けて沈没した旧日本海軍の海防艦CD—112の船体を発見。サハリンのアレクサンドル・ザルチコフ監督は「船の乗組員だった親戚とも連絡がとれた」と話す。撮影は2019年から始まり3月には編集作業が完了した。ドキュメンタリー映画は「悪魔の呼び声」と「過去は見た目よりずっと近い」の2部構成で、各90分。6月末に公開予定。制作にあたって大統領助成金基金や大統領文化イニシアチブ基金の支援を受けている。(astv.ru 2023/6/15)
コメント