酩酊した状態で出勤したとして解雇された択捉島クリリスク(紗那)の男性が解雇処分の取り消しを求めた裁判の控訴審で、サハリン州地方裁判所は訴えを棄却した。溶接工として働いていた男性は昨年9月13日、飲酒して出勤したことから、停職処分となり、その後、労働義務に著しく違反したとして同30日に解雇された。男性は、解雇処分は不当だとして提訴したが、一審では業務の内容などを考慮し、酒に酔った状態で出勤したことで、自身や他の従業員の安全を危険にさらしたと判断、男性の訴えを認めなかった。(sakh online 2023/6/17)
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