択捉島を訪問中のユーリ―・トルトネフ副首相は、サハリン州最大の水産企業の一つであるクリリスキー・ルイバク社(ギドロストロイ・ホールディングス)のヤースヌイ水産加工場を視察した。工場の建設は2021年に始まり、これまでに10億6,000万ルーブル以上が投資され、250人の雇用が創出されている。同工場は、漁獲した魚を漁船から直接パイプラインで工場内に運び、自動化された加工ラインで切り身やすり身を生産している。1日あたりサケ430トン、スケトウダラ600トンを処理し、最終製品350トンを生産することができる。イクラの一日あたりの生産量は、粒状の塩蔵が 15 トン、冷凍卵が 35 トン。一度に最大 3,000トンの製品を工場に保管できる。同社の工場は択捉島に 2 つ、色丹島に 1 つあり、原料を確保するため自前の船団を持っている。(sakh online 2023/7/4)
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