色丹島・斜古丹湾 新しい水産加工場オストロブノイが湾内に廃棄物を投棄 住民が苦情

色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)の住民は、新しい水産加工場による沿岸水域の汚染を懸念している。テレグラムチャンネル「ShikotanNews」に汚染の写真とともに、サハリン州環境当局への訴え文が掲載された。住民は「新しい工場はまだ建設中だが、一部はすでに稼働している。そこには処理施設がなく、廃棄物を湾に投棄している。廃棄物の一部は近くの丘の上に埋められており、悪臭を放っている。海岸は工場から出る油っぽくベタベタして悪臭を放つ廃棄物で覆われている」と報告している。住民によると現在、工場敷地内に水産加工設備を備えた別の建物が建設中だという。もし、その工場にも処理施設がなければ、さらに多くの廃棄物が湾に投棄されると心配している。桟橋近くの海面は、排水中の油脂を浮上分離させて回収するグリストラップが設置されているが、機能不全に陥っている。サハリン州環境保護当局は「以前に受け取った苦情を分析したところ、そのような苦情はマロクリリスコエ村にあるオストロヴノイ水産加工場によって以前にも繰り返し寄せられていたことが判明した」と認めている。しかし、水産加工場の生産施設の管理は連邦政府の管轄下にあるため、同省は苦情をウラジオストクのロスプロドナゾル(連邦自然利用分野監督局)極東地域総局に転送した。1か月以内に、水産加工廃棄物の排出に何らかの形で対応するか、犯罪がないことを報告する必要がある。(citysakh.ru 2023/7/4)

Шикотанский телеграф

 

 

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