択捉島の「漁師の日」は先週末に盛大に開催された。「エトロフ・ニュース」テレグラムによると、ルイバキ(有萌)の特設会場には1,000人以上の住民が集まったという。伝統競技「魚のスープ作り」コンテストの会場には3つの囲炉裏と3つのテーブルが設置され、食材セットや調味料、調理器具はすべて事前に準備されていた。主催者はコンテストの開始を告げたが、その時点で、参加する準備ができているのは 2 チームだけであることが判明した。その場で希望者を募り、即席チームが結成された。メンバーは択捉島の住民と観光で訪れていたクリミアからのゲスト。審査員の判定は予想外だった。1位は土壇場で集まったクリミアからの観光客が入ったチームに与えられた。古くからの言い伝えでは、その年の太平洋サケ漁の良不漁は、漁師の日がどのように祝われたか、どれくらい盛り上がったかに左右されるという。「今年はすべてがうまくいくはずだ」と択捉島の住民たちは期待している。(択捉島の地元紙クラスヌイ・マヤーク「赤い灯台」テレグラム、astv.ru 2023/7/10)
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