サハリン国立総合大学(SakhSU)の観光スポーツクラブ「PIK」の学生たちが3週間の日程で国後島を訪れ、チャチャ火山(爺爺岳=1772m北方四島の最高峰)登頂を目指している。郷土歴史観光プロジェクト「サハリン発見 – あなたはロシアを発見する」の一環として行われる。クラブの責任者であり、サハリン州スポーツ観光登山連盟のニーナ・カソバ会長は「国後島では、車でハイキングルートの出発点まで行き、そこから2日間かけてチャチャ火山に登る。次に、ストルブチャティ岬(材木岩)、ゴロヴニン火山(泊山=535m)、メンデレーエフ火山(羅臼山=882m)を訪れる。自分たちの小さな故郷を知ることで、若者たちに大きな祖国への愛を植え付けることができる」と話す。郷土歴史観光プロジェクト「サハリン発見」は国内観光の発展を目的とし、プロジェクトの中で国後島の観光ルートの開発、動画や写真コンテンツの制作などが予定されている。(サハリン・メディア2023.7.14)
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