択捉島クリリスク(紗那)在住の64歳の年金受給者の男性が18日、自分の銀行口座から25万ルーブルが盗まれたとロシア内務省当局に訴えた。捜査の過程で、被害者の知人で56歳の女が窃盗に関与していることが判明した。被害者は以前、アパートの一室を女に貸していたことがあり、オンラインバンキングアプリのインストールを頼んでいた。女は自分の携帯電話にアプリケーションをダウンロードし、カード情報を入手。10万ルーブルを自分に送金するなど、カードに残った貯蓄を使い続けた。年金受給者は休暇で飛行機に乗ろうとし、必要な金額を現金化するために銀行を訪れ、口座に金が残っていないことに気が付いた。ロシア連邦刑法に基づく犯罪(銀行口座からの大規模な窃盗)容疑で刑事訴訟が開始された。(サハリン・メディア2023/7/20)
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