ロシア国防省は21日、日本海で行われているロシアと中国の合同海軍演習「北方連合-2023」(7月20日-23日)の中で、両海軍の兵士が海上に浮かぶ機雷を破壊する訓練を実施したと発表した。演習は両国海軍の協力を強化し、アジア太平洋地域の安定と平和を維持する目的で、ロシア海軍から太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・トリビューツ」「アドミラル・パンテレーエフ」、最新鋭コルベット艦「アルダル・ツィデンジャポフ」、駆逐艦「グレミャーシチイ」、人民解放軍海軍からはミサイル駆逐艦「チチハル」と「貴陽」、ミサイルフリゲート「棗荘」「日照」、大型補給艦「太湖」が参加。双方の対潜機やヘリコプター、迎撃戦闘機を含む海軍航空機30機以上が演習に加わっている。両国海軍の兵士は、大型対潜艦「アドミラル・トリビューツ」の大口径機関銃で航行に危険をもたらす浮遊機雷を破壊する訓練を実施。また、ロシアの軍艦は敵艦との海戦を想定しAK-100やA-190単装速射砲による砲撃訓練を行った。(astv.ru2023/7/21ほか)
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