南クリル諸島(※この場合北方四島)の領有権に関する日本によるいかなる抗議も、ロシアは内政干渉の試みとみなす–ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、南クリル諸島は第二次世界大戦の結果、ロシアにとって不可欠な領土となったと、改めて表明した。「この絶対的に議論の余地のない事実を考慮すると、日本政府によるいかなる抗議活動も、ロシアへの内政干渉であり、国連憲章の基本原則に違反する試みとみなす」と語った。また、岸田政権は「1945年8月9日の軍国主義日本に対するソ連の参戦記念日を目前に控えて、ロシア大使館での極右民族主義者のデモを暗黙のうちに許している、報復主義的な対応をやめるべきである」とも指摘した。(サハリン・メディア2023/8/3)
岸田政権は「デモ黙認やめよ」=対日参戦78年でロシア外務省
(時事通信2023/8/2)
ロシア外務省のザハロワ情報局長は2日の記者会見で、1945年に旧ソ連が対日参戦して78年に当たる今月9日に在日ロシア大使館前で右翼団体がデモを行う情報があるとした上で「岸田文雄政権は黙認するのをやめるべきだ」と注文を付けた。
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