サハリン 110年以上前に造られた真岡神社の石段を解体 住民「野蛮」「過去と将来の世代へ唾を吐く行為」と非難

サハリン・ホルムスク市内に残る樺太時代の真岡神社に通じる石段を解体する工事が行われている。住民は、100年以上前に造られ、日本時代とソ連時代の両方を生き延びた階段を破壊する行為を目の当たりにして、「野蛮」「文化の欠如」と非難するとともに、歴史的建造物の保存を求めている。この石段は1909年に日本人によって造られた。ポベディ通りのサハリン海運会社の近くにある。地元の女性は「前日、花崗岩の石段が解体されて持ち出されているのを発見した。心が痛んだ。石段は何世代にもわたって都市住民を喜ばせ、日本時代とソ連時代の両方を生き延びてきた。石段の破壊は文化意識の欠如、野蛮さの表れであり、過去と将来の世代へ唾を吐く行為だ」とコメントした。住民は、この石段がすでにかつての姿を失っていることを理解しているが、再建できる可能性があると考えている。市当局によると、石段がある場所はサハリン海運会社に属しているとう。住民の情報によると、真岡神社は島内最大の神社のひとつで、1970年代までに残っていたという。(astv.ru 2023/8/4)

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