北方領土・貝殻島灯台にロシア国旗を掲げたのは、ロシア太平洋艦隊の大型水路調査船だとする投稿がテレグラムチャンネル「Shikotan Telegraph」(※以前ShikotanNewsと表記してきましたが、変更します)に掲載されている。「Shikotan Telegraph」には3日、シグナリヌイ(貝殻島)灯台にロシア国旗が掲げられたことが写真付きで紹介されており、4日になって「誰が旗を立てたかのかが分かった。これは太平洋艦隊の水路部門のБГК (BGK)-2153の乗組員だ」とする書き込みがあった。真偽のほどは分からない。サハリン・インフォ(2016年5月23日付)によると、БГК-2153は2015年12月に太平洋艦隊に編入され就役。2016年5月、母港のサハリン・コルサコフ港に移動した。航行機器の設置や保守管理、貨物輸送、水路測量などを担っている。全長36.4m、全幅7.6m、喫水2m、総排水量320トン、速度11.5ノットで、10日間自律航行が可能。乗組員は11人。ロシア国防省とロシア地理学会が実施している千島列島の総合調査「東の要塞–クリル諸島」にも使用されている。
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