色丹島 飛行場建設計画を承認 ノトロ山の東に730mの滑走路など整備 サハリンとの直行便開設

ロシア建設省の関連団体で設計や工学調査を手がけるグラヴゴセックスペルティーザは、色丹島に小型旅客機が離発着できる飛行場を建設するプロジェクトを承認した。建設場所はノトロ山(357m)の東斜面のゴロベツ川左岸(※穴澗の西側)エリア。同団体の代表で、プロジェクトの主任専門官であるアラ・クリュエワ氏は「飛行場はDHC6-400ツインオッタータイプの航空機を対象としており、年間最大300回の離発着を想定している」と述べた。飛行場には、730mの滑走路や航空機2機分のエプロン、管制塔、高さ10mの気象観測所などが整備される。現在、色丹島の交通手段はフェリーとヘリコプターがあるが、ヘリポートの使用は緊急事態省、医療航空、行政に限られている。クリュエワ氏は「色丹島に飛行場が誕生すると、ユジノサハリンスク(サハリン島)とユジノクリリスク(国後島・古釜布)の行政と産業の中心地への定期便が運航されるようになるだろう」と付け加えた。(sakhonline2023/8/17)

 

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