国後島・色丹島9月10日に地区議会議員選挙 区割りに疑問の声 

国後島色丹島歯舞群島からなる南クリル地区の議会議員を選ぶ選挙が9月10日に行われるが、色丹島では区割りの問題で住民から疑問の声が上がっている。同島の2つの集落マロクリリスコエ村(斜古丹) とクラボザボツコエ村(穴澗)が分断され、別々の選挙区になったためだ。マロクリリスコエ村は国後島のゴロブニノ村(泊)、ドゥボボエ村と、クラボザボツコエ村は国後島のユジノクリルスク市(古釜布)の一部、オトラダ村(近布内)、メンデレーボ村と一緒になった。南クリル地区は6つの選挙区が設定され、それぞれの議員定数は3人。テレグラム・チャンネル「Shikotan Telegraph」は「今年、選挙区の区割りを決めた人々は、色丹島国後島を一緒にすることで有権者を混乱させることを決定した。国後島ゴロブニノ村出身の女性が選挙に勝利した場合、色丹島のマロクリリスコエの有権者とどのように連絡を取り合うつもりだろうか? 有権者の声に迅速に対応できるのか? 色丹島のクラボザボツコエ出身の人が当選したら、その人は国後島のオトラダ村やメンデレーボ村の住民をどうやって助けるのだろう」(Shikotan Telegraph 2023/8/21)

色丹島・穴澗

色丹島・斜古丹

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