ロシアの大手通信会社ロステレコムは色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)に光ケーブルの通信回線を構築した。これによって1,000世帯がGPON テクノロジーを使用して最大 600 Mbps の高速インターネットに接続できるようになった。ロステレコムは「クリル諸島(北方四島)で光インフラの開発を続けており、すでに択捉島のクリリスク市(紗那)、レイドヴォ村(別飛)とキトヴィ村(内岡)、国後島のゴリャチ・プリャジ村(瀬石)、そして今回、色丹島のマロクリリスコエ村に通信回線を敷設した。以前、住民はモバイルインターネットのみを使用していたが、今後は光通信回線の恩恵を享受できるようになる」と話している。利用を始めた住民は「テレビチャンネルの豊富さ、インターネットの速度、すべてが瞬時に読み込まれることなど、すべてが気に入っている」と喜んだ。ロステレコムは2019年にサハリンと択捉島、国後島、色丹島の間の海底に全長約850kmの光ファイバー通信回線を敷設した。(sakhonline 2023/8/21)
コメント