根室市の高校生の北方領土出前講座 標津町で開催

根室市の高校生が北方領土問題について解説する出前講座が標津町の高校で行われました。11日、標津高校で行われた出前講座には全校生徒およそ70人が参加しました。講座では、部活動として北方領土問題の啓発に取り組む根室高校の北方領土根室研究会に所属する生徒2人が講師を務めました。はじめに北方四島の歴史について日本が江戸時代から統治していたことや、日本の元島民が70年あまり島に戻れないことなどを説明しました。続いて研究会の活動について、イベントや学校祭での署名活動や学校や一般向けの出前講座、それにラジオ出演など幅広い取り組みを紹介しました。講座を聞き終えた標津高校3年生の男子生徒は「同世代が北方領土についてたくさん調べたり大勢の前で発表したりしていてかっこいいなと思った。北方領土を誤解している人にこうなんだよって伝えられるようになりたい」と話していました。根室高校3年生で北方領土根室研究会の大川彩和さんは「久々の出前授業で緊張したが、皆さん真剣に聞いてくれてよかった。若い世代が活動していくことが大事だと思っているので頑張っていきたい」と話していました。(NHK北海道NEWS WEB 2023/9/11)

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