ロシア地理学会 (RGS) と全ロシア海洋漁業研究所(VNIRO=ヴニロ)は、千島列島中部のシムシル島水域で、海洋生物相に関する独自のデータ収集を行った。VNIRO の専門家は今夏、ロシア国防省と地理学会が実施した「東の要塞—クリル諸島(千島列島) 」遠征に参加し、シムシル島で初めて調査を行い、太平洋サケの別のグループの生息の可能性を含め、シムシル島に隣接する水域の海洋生物相に関するデータを取集した。「ロシア地理学会との共同研究に向けた第一歩。私たちにとって非常に興味深く、重要な研究となる」と同研究所のアレクセイ・バイタリユク太平洋支部副所長は語った。(サハリン・メディア2023/10/2)
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