国後島で観光客を乗せたバスが側溝に転落し、乗客が重傷を負った事故で、サハリン州の検察当局はブレーキシステムが故障していたことを知りながらバスを運行させた市営企業「南クリル・ドッケル」の主任技術者を起訴した。検察当局の捜査で、主任技術者はバスのブレーキシステムの技術的故障について知っていたことが判明。車両検査に合格していない状態で、旅行会社と輸送サービスの提供に関する契約を締結し、運転手に乗客の輸送を指示していた。(astv.ru 2023/10/16)
※「南クリル・ドッケル」は人道支援で日本が提供した艀を所有し、ビザなし渡航の四島側窓口企業として墓参、自由訪問、ビザなし交流に携わっていた。
「ドッケル」が運航している国後島の路線バス
コメント