色丹島・ジミトロフ湾(イネモシリ)の思い出

ジミトロフ湾(イネモシリ)は、おそらく両方の村(斜古丹と穴澗)の住民にとって最もアクセスしやすい場所だ。島の太平洋南東海岸にある湾で、通行可能な未舗装の道路が通じている。1 時間も歩くと、釣りをするのに非常に快適な湾の太平洋岸に行くことができる。ジミトロフ湾には独自の歴史がある。1945年までは「イネモシリ」と呼ばれていた。湾には、タラの捕獲と乾燥に従事する日本人漁家3軒からなる村があった。日本人が住んでいた痕跡として、日本人の墓地、というか2つの墓石が今も残っている。ソビエト時代の1960年代から80年代にかけて、この湾は閉鎖され、日本の漁船が嵐の際に税関手続きをせずに入港できる国境地帯が組織された。国境検問所には厩舎、犬、全地形万能車が備えられていた。馬小屋は90 年代まで保存されており、私たちは時々干し草置き場で一晩を過ごした。その後、馬小屋と猟師の家が全焼した。日本の工芸品の愛好家は、食器の残骸やその他の興味深いものを見つけることを期待して、地元の川底を掘ることがある。湾からはエアロドロムナヤ湾、ソルダツカヤ湾、そしてクライ・スベタ岬(世界の果て岬=エイタンノット岬)まで続く非常に良いトレイルがある。(Shikotan telegraph 2023/10/15オレグ・チュソフさんの投稿から)

Димитрова – YouTube

 

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