北クリルのパラムシル島セベロクリリスク港の5つのバースの水産物取扱量が過去3年間で21万トンを超えた。オホーツク海、太平洋、ペトロパブロフスク・コマンドール、カムチャツカ・クリルなどの重要な漁業区域に隣接するセベロクリリスク港は極東漁業の支援拠点。タラ、スケトウダラ、オヒョウ、ホッケ、コマイ、カレイなどの水生生物資源の集中的な漁業が行われている。島内には漁獲物を加工するための水産加工場がある。セベロクリリスク港にある延長約900mの5つのバースは2013年から「ナツリブレスルス」が管理運営し、水産物の取引が活発に行われている。漁船が漁獲物を水揚げし、水産加工場で生産された製品は輸送船に積み込まれ沿海地方の港に送られる。(サハリン・メディア2023/10/25)
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