択捉島・紗那 男性を殴り殺害した兄弟2人 懲役16年の実刑確定

ロシア連邦最高裁判所は、殺人事件で有罪判決を受けた択捉島出身の兄弟が控訴していた破毀審で、原判決を支持して、それぞれ懲役16年6か月と16年の判決を言い渡した。兄弟は2019年5月10日、択捉島リリスク(紗那)のレスナヤ通りの路上で、被害者を金属製の物体で複数回殴るなどして殺害した。犯行を隠蔽するため、被告らは被害者の遺体を車のトランクに積み込み、バランスキー火山(指臼山)に向かう人通りの少ない場所に捨てた。サハリン州裁判所は、集団による計画的殺人と認め、それぞれ懲役16年6か月と懲役16年を言い渡したが、弁護側が控訴していた。最高裁控訴審判決を支持し、併せて被害者の母親に対し、精神的損害の補償として各受刑者が100万ルーブルを支払うよう命じた。兄弟は警備が厳重な刑務所で服役することになった。(astv.ru 2023/10/26)

 

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