国後島沖 熱帯の海に分布するバショウカジキ捕獲 ロシアでは2例目の発見

国後島の西海岸(オホーツク海)で、インド太平洋の亜熱帯・熱帯海域に分布するバショウカジキが網にかかった。全ロシア海洋漁業研究所(VNIRO=ヴニロ)が26日、テレグラムチャンネルで報告した。ヴニロによると、ロシアの海でバショウカジキが確認されたのは20 世紀初頭にピョートル大帝湾で発見されて以来、2例目という。バショウカジキが捕獲されたのは9月末、国後島のイリンスコエ湖(オンネ湖)の水路の北3kmのオホーツク海。近く、VNIROサハリン支部の主力研究者であるユーリ・ポルテフ氏が標本を研究し、完全な科学的説明を行う予定だ。VNIROでは漁業者や釣り人などに対し、珍しい魚を捕獲または発見した場合、情報を提供するよう呼び掛けている。(sakhonline 2023/10/27)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました