北クリル(北千島)のパラムシル島セベロクリリスクに26日、待望の市営ガソリンスタンドがオープンした。同島では今年の初め、唯一あった民間ガソリンスタンドが閉鎖され、ウラジオストクとカムチャツカから運ばれる燃料に頼っていた。住民は島に独自のガソリンスタンドを開設するよう当局に繰り返し訴えてきた。必要な機器を購入するための資金は地区予算から支出されている。市営ガソリンスタンドはAI-95ガソリンとディーゼル燃料が供給される。スタンドはセルフサービスで、銀行カードで支払うことができる。オフシャンニコフ市長は「民間ガソリンスタンドは、収益性の低さと物流上の困難により閉鎖された。しかし、遠隔地における燃料は重要な問題だ。燃料消費量が多くなる冬を前にガソリンスタンドを立ち上げることが非常に重要だった」と述べた。住民のヴィクトル・ヴィシンスキーさんは「この日を待ち望んでいた。近代的で便利なガソリンスタンドができてとてもうれしい」と喜んだ。(citysakh.ru 2023/10/27)
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