11月1日、サハリン州のリマレンコ知事とロシア軍東部軍管区のミハイル・ノスレフ副司令官が会談し、知事は択捉島などにあるロシア軍が所有する土地の移管を求めた。「軍が所有する土地はサハリンおよびクリルの住民にとって便利な場所にあるが、州政府は手を付けることが出来ない。多くの場合、そこは空き地になっていたり、打ち捨てられた建物がある。ユジノサハリンスク、コルサコフ、クリル地区にある軍用地のことを言っている。我々はそこに住宅や学校、幼稚園を建設し、家族のレクリエーションのための公共スペースを造り、観光開発を進めたいと考えている」と知事は強調した。このうち、択捉島ではホテルやスパ複合施設、家族向け別荘の建設が想定されている。
(tia-ostrova.ru 2023/11/1)
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